「【洋服直し】の限界:修正不可能な縦寸法と、勧められたスーツを疑え、の話」をアップ 2024年2月28日 最終更新日時 : 2024年2月28日 watraman 洋服直しをする際に、修正が難しい箇所があります。それは、切った箇所です。 ポケットやボタンホール、えりのゴージラインなど、これらの箇所は 修正が不可能です。 一方で、脇幅や肩幅、ジャケットの長さ、袖丈などは調整が可能です。 しかし、洋服のハサミが入った所は、上げたり下げたりすることができません。 このような修正不可能な箇所に関して、 量販店でこんなスーツを押し付けられて修理で持ち込むお客様がたくさんいることに、少々イラっとすることがあります。 修理してもデザインが大きく損なわれるのがわかりきってるがスーツを、 店員さんが試着時に 「ジャケットの長さや袖丈は調整可能だから大丈夫」 と勧めるケースがあります。 しかし、実際にはポケットの位置などは変えられないため、 この点を考慮せずに販売されてしまうことがあります。 お客様の身長や体型に合ったスーツを提供することは 、プロの接客姿勢として欠かせません。 そのため、修理やオーダーを検討される場合は、 事前に専門家の意見を聞くことをおすすめします。 価格面でも、安価なスーツを購入して 修理費用が高額になるよりも、 オーダースーツを選ぶ方が結果的には経済的かもしれません。 私たちの店では、修理やオーダーに関する相談を歓迎しています 。お客様のニーズに合った最適な提案をさせていただきます。 他社製のスーツに関しても喜んで修理いたしますので、お気軽にご相談ください。 洋服直しで あなたのワードローブの 可能性を広げませんか? 針と糸でできることで皆様のお役に立ちたいと存じます。 Follow me! @tkwtatter FacebookXBluesky